基礎品質アップ

ベースと立ち上がり部が完全に一体化するため、強度・止水・防蟻・外周基礎表面の美観に優れています。

工期短縮

ベース、立ち上がり部の施工が同時に行え工期短縮につながります。

低コスト

生コン打設が1回ですみます。
 

組立手順

ここにご紹介した組み立て手順はあくまでも一例です。 組み立て手順、パーツの使用枚数など実際の施工状況に応じ、変更して使用することができます。

組立手順1

1.砕石を転圧し、レベルを出します。(±10mm程度)
 

組立手順2

2.レベルが出ない場合には、砂または空練りモルタルでレベル調整します。

組立手順3

3.M型鉄筋ベースをコーナー部および直線部に設置します。コーナー部455mm以内)(直線部1,365mm以内)

組立手順4

4.M型鉄筋ベースの上に鉄筋を配置します。ユニット鉄筋使用の場合には、より簡単に設置できます。

組立手順5

5.スリープを設置します。
 

組立手順6

6.立ち上がり型枠をM型鉄筋ベースの上に順次組み付けていきます。

組立手順7

7.吊巾止金具を約900mm間隔にセットし、両サイドの爪をしっかり折り曲げます。
 

組立手順8-1

8-1.外コーナー部の組み付け。
鉄ベース枠は外コーナー部より組み付けます。樹脂スペーサーを約1m間隔でベース鉄筋に取り付けます。

組立手順8-2

8-2.コーナー部より鉄ベース枠樹脂スペーサーに差し込んでセットしていきます。これにより、ベース鉄筋のかぶり厚が確保できます。
 

組立手順8-3

8-3.(鉄ベース枠2000・1125・625の各パネルは施工の長さに合わせ、組み合わせて使用します。)もう一方の外コーナーの端は100mmほど交差させるように鉄ベース枠をセットします。

組立手順8-4

8-4.この時、コーナー両端に鉄ベース枠を杭打ちします。
 
 

組立手順9-1

9-1..内コーナー部の組み付け。
鉄ベース枠300内コーナーと鉄ベース枠とを125mmほど重ね、樹脂スペーサーをセットし、重なった鉄ベース枠の穴に鉄ベース枠支持棒を杭打ちします。

組立手順9-2

9-2.両サイド2箇所の穴に鉄ベース枠支持棒を入れてください。
 
 

組立手順10

10.鉄ベース枠の繋ぎ部は125mmほど重ね、鉄ベース枠の穴の位置を合わせて樹脂スペーサーをセットします。この時、重なった部分の穴を鉄ベース枠支持棒で杭打ちして固定します。

組立手順11

組立手順12

11.間仕切りの狭い箇所では300内コーナーに樹脂スペーサーを使用し、鉄ベース枠支持棒をセットします。

組立手順12

12.ベース部分に隙間がある場合には多少埋戻しをします。

組立手順13

13.サポーターは300~500H用、600~750H用、800~950H用の中から施工に合わせて使い分けます。

組立手順14-1

14-1.ベース部分のコンクリート打設と立ち上がり部のコンクリート打設は、多少、時間をおいて2周打ちします。 1周目はベース+立ち上がり部の5cmまでとし、バイブレーターを使用するようにします。

組立手順14-2

14-2.ベース部はコテ押さえをします。
 
 
 

組立手順15-1

15-1.鉄ベース枠の脱枠は、まず、外コーナーの、鉄ベース枠支持棒を抜き、順次外していきます。樹脂スペーサーはベース部に沿って左右に折り曲げます。 (折れない場合には、押さえながら外します。)

組立手順15-2

15-2.脱枠します。
 
 
 

組立手順15-3

15-3.鉄ベース枠を取り外した際にケレンし、次回のためにNSPメタルフォーム油を塗っておきます。

組立手順16

16.鉄ベース枠と立ち上がり部を脱枠し整地を行えば、ベース立ち上がり一体打ち基礎の完成です。