製品紹介
①スリットを作る
1.組み立てスタンドにベース枠をセットする
- スリット幅に合わせてベース枠をセットする。
2.スリット固定金具を取り付ける
- スリット固定金具の蝶ボルトを緩めてベース枠に取り付ける。
- スリット固定金具はベース枠のヘミング部と嚙み合わせ、挟み込んで固定します。
- スリット金具の取り付けは、スリット枠の接続方法(後述②-3 「重ね合わせ」 or「面一合わせ」)によって変更する。
重ね合わせ接続は「スリット固定金具 直線」のみ2~3個取付ける(完成スリット枠 写真 1.2m、0.6m)。固定面一合わせの接続は、端部の固定金具 ジョイントを取り付けるようにする(完成スリット枠 写真2m)。
3.剝離剤を塗布する(メタルフォーム油 NSP-7またはNSP-15推奨)
②スリットを繋げる
1.「スリット固定金具 T字」を設置して水糸を張る
- 「スリット固定金具 T字」は蝶ボルトで固定します。直交以外でも使用できます。
木製型枠へ取り付ける場合は、釘穴を利用して固定します。
- 水糸を取り付けます。
2.組み立てたスリット枠の高さ調整を行う
- 水糸の高さに合わせて砕石を均します。
3.スリット枠を繋げる
- スリットの高さ調整が終わったらT字部からスリット枠を繋げていきます。
- 長さ調整はベース枠を重ね合わせます。
- 「スリット固定金具 ジョイント」を使用すると面一合わせで繋げることができます。
③スリットを固定する
1.T字と十字部を固定する
- 型枠天端の高さを揃え、隙間なく繋げていきます。
2.「スリット固定金具 直線」の追加設置・調整
- スリット金具T・十字近くに「スリット固定金具 直線」を設置する。
- スリット固定金具 ジョイント(面一合わせ)部は600㎜ピッチで設置する。
- 重ね合わせ部には「スリット固定金具 直線」を設置する。
3.「突っ張り」を取り付ける(ベース105Hでは省略可)
- コンクリートベース厚が125㎜・150㎜の場合は「スリット固定金具 突っ張り」を取り付ける。
スリット固定金具 直線の上部プレートで挟み込んで固定する。
- スリット固定金具 ジョイントの上部プレートで挟み込んで固定する。
4.当板を設置する(省略可)
- 重ね合わせの段差部に当板を設置する。
5.杭を設置する
- 「スリット金具 T・十字」と「ベース枠端部・接続部」に杭を設置する。
- 生コンが先に入る側のベース枠へ杭を設置する。
④コンクリート打設
1.一輪車を利用する場合は「組み立てスタンド」に足場板を架ける
2.コンクリート打設
- スリットの両側に生コンが入ったら「T字部」・「十字部」を残して杭を取り除くことができます。
- 生コンが固まってきたらスリット部の杭を全て取り除くことができます。
⑤脱枠
- スリット固定金具 「直線」と「ジョイント」はボルトを緩めスリット内に落して外すことができます。
- ベース枠が取りにくい場合はスリット内のコンクリートを除去します。
- ベース枠・スリット固定金具はケレン作業を行い、コンクリートを除去します。
- 次回の現場がしばらく無いときは、ベース枠に剥離剤を塗布して保管するようにして下さい。