ある事業家が田舎の漁村に旅行に行った時に、すばらしい魚を釣っていた漁師がいたので尋ねた。
事業家「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの?」
漁師「そんな長い時間じゃないよ。」
事業家「もっと長い時間、漁をしていたら魚がいっぱい捕れたのに、もったいない。」
漁師「自分と自分の家族が食べるには、これで十分だよ。」
事業家「それじゃ、余った時間でいったい何をするの?」
漁師「日が高くなるまで ゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら、子供と遊んで、女房と会話して、夜になったら友達と一杯やって騒いで、これで一日終わりだね。」
すると事業家は、まじめな顔で漁師に向かって、こう言った。
事業家「君は、漁をする時間を もっと長い時間するべきだ。それで余った魚は売る。お金が貯まったら船を買う。そうすると漁獲量が増え儲けも増える。その儲けで二隻・三隻と増やし、大企業となるんだよ。」
漁師「そうなるまでに、どのくらいかかるの?」
事業家「十年 いや二十年位かかるね。」
漁師「それから、どうなるの?」
事業家「それから?・・・そのときは、本当にすごい大金持ちなるさ。」
漁師「それで?」
事業家「そうしたら引退して、海の近く小さな村に住んで、日が高くなるまで ゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子供と遊んだり、奥さんと会話したり、夜になったら友達と一杯やって騒いだりして過ごすんだよ。どうだい、すばらしいだろう!」
事業家「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの?」
漁師「そんな長い時間じゃないよ。」
事業家「もっと長い時間、漁をしていたら魚がいっぱい捕れたのに、もったいない。」
漁師「自分と自分の家族が食べるには、これで十分だよ。」
事業家「それじゃ、余った時間でいったい何をするの?」
漁師「日が高くなるまで ゆっくり寝て、それから漁に出る。戻ってきたら、子供と遊んで、女房と会話して、夜になったら友達と一杯やって騒いで、これで一日終わりだね。」
すると事業家は、まじめな顔で漁師に向かって、こう言った。
事業家「君は、漁をする時間を もっと長い時間するべきだ。それで余った魚は売る。お金が貯まったら船を買う。そうすると漁獲量が増え儲けも増える。その儲けで二隻・三隻と増やし、大企業となるんだよ。」
漁師「そうなるまでに、どのくらいかかるの?」
事業家「十年 いや二十年位かかるね。」
漁師「それから、どうなるの?」
事業家「それから?・・・そのときは、本当にすごい大金持ちなるさ。」
漁師「それで?」
事業家「そうしたら引退して、海の近く小さな村に住んで、日が高くなるまで ゆっくり寝て、日中は釣りをしたり、子供と遊んだり、奥さんと会話したり、夜になったら友達と一杯やって騒いだりして過ごすんだよ。どうだい、すばらしいだろう!」