■先張り用 Fシート

■後貼り用 Fシート

用途

  • 基礎巾木仕上げ等の美装シート
  • コンクリートの耐久性向上

特長

  • 不織布と高耐久弾性樹脂が一体化したシート。
  • 表面の弾性樹脂が空気を遮断し、コンクリートの中性化を抑制します。(高耐久化)
  • 水分の吸い上げによるシミや白華現象(エフロレッセンス)を露見させません。
  • コンクリートの乾燥を防ぐので、乾燥収縮クラックを抑制する事ができます。
  • 表面の弾性樹脂は工場生産のため意匠に優れた均一な仕上がりです。
  • 簡単に設置できます。
  • 「先張り工法」または「後貼り工法」が選択できるので、多様な現場の条件に合わせる事ができます。

先張り施工

後貼り施工

テレビCM

選べるカラーバリエーション


STONEホワイト

STONEグレー

完成例(STONEホワイト)

完成例(STONEグレー)

Fシートの性能

中性化抑制試験

5.6年相当の実験で、中性深さがコンクリート剥き出し面:15.6mm、NSP Fシート設置面:3.3mm でした。
※フェノールフタレイン液は、アルカリ検出の指示薬 無色透明の液ですが、アルカリ性に反応して紫色に変化します。

耐候性試験

試験時間:5900時間
外観:異常なし


試験前

5900H後

お客様メリット

  • 綺麗な仕上がり
  • コンクリート品質向上(高耐久化)

工務店・ハウスメーカー様メリット

  • 綺麗な仕上がり
  • コンクリート品質向上(高耐久化)
  • 工期短縮
  • クレームの低減※1

施工業者様メリット

  • 綺麗な仕上がり
  • コンクリート品質向上(高耐久化)
  • 工期短縮
  • 省力化※2

※1 乾燥収縮を抑制するのでヘアークラックが減り、表面がシートで覆われているので露見しません。
※2 型枠のケレン手間が削減でき、型枠も痛みにくくなります。(先張り工法のみ)

先張り施工

  • 専用施工部材を使い、2名 1.5~2時間でセッティング作業が完了できます。(外周延長35m)
  • 左官仕上げに比べ天候に左右されにくくなり、工期短縮が可能です。
  • キズ、シワ等が発生してしまった場合でも、綺麗に補修できます。
  • 表面の養生保護フィルムが基礎工事後の泥の飛び跳ね、木くずの付着等を防ぐ事ができます。

NSP Fシート施工部材

施工の流れ(先張り用 Fシート)


① 外周枠にFシートを設置します。

② Fシート施工部材(コーナーガイド、切欠きプレート、切欠きプレート固定磁石)を使い、しわ、たるみを無くして張り付けていきます。

③ 切欠きプレートは打継ぎ部がGL下になるように合わせます。

④ 鉄筋を組み終えたら土間(スラブ面)を打設します。

⑤ 養生後、切欠きプレートを外して、従来通り内周の型枠を設置します。

⑥ シートのしわ、たるみが無い事を確認し、立上りを打設します。

⑦ 脱枠後、天端からはみだしているFシートはカットして完成です。

切欠きパットの使用

  • 切欠きパットは、切欠きプレートと同様打ち継ぎ部をGL下に50~60mm継ぎ目を下げる用途で、型枠面板側と鉄筋の間に挟み込み使用します。
  • 切欠きプレートに比べ、総作業時間は1時間以上削減され、剥離剤塗布不要、コンクリートの剥離性に優れているため、清掃の必要もありません。
  • 着脱時間が短時間。特に脱型は1棟10分程度で外せます。
  • 部材が、軽量1本200g程度

NSP 切欠きパット部材

施工の流れ(切欠きパットの使用)


① 基礎の芯振り(75-75)の場合、切欠きパット(外)(内)を重ねて使います。

②GLが土間天端-50以上DNの場合、左(外外ダブル)芯振り75(逆重ね)
GLが土間天端-50程度DNの場合、中(外内ダブル)芯振り75
GLが土間天端-50前後DNの場合、右(外シングル)芯振り60

③型枠側面と鉄筋に切欠きパットを挟みます。

④任意の位置まで下に押し込む
※引っかからないよう結束線を内側に折り込んでください。

⑤コーナー部ジョイント。

⑥直線部ジョイント。

⑦パットクリップをあばら筋1つ飛ばしで取り付けます。上下の向きに注意してください。

⑧ロックしないまま180度回転させます。打設による浮力を抑える役割をします。

⑨打設。

⑩打設完了。

⑪剥離性に優れており、簡単に取り外せます。コンクリートの付着もほとんどなく、掃除も不要です。

⑫打ち継ぎラインが土間天端-50mm以上になります。

⑬打ち継ぎは、GL下に隠れます。

⑭完成。

施工順(推奨)

1.外周枠枠組
2.Fシート設置
3.鉄筋組付け
4.切欠きパット設置

施工上の注意

  • 外周枠より先に鉄筋を組むと、外周枠と鉄筋の被り厚が一定でない場合が多く、設置しにくくなります。
  • 外周枠より先に鉄筋を組むと、結束線の結び目が設置面側に飛び出しているため、引っかかり傷みやすくなります。
  • 鉄筋が手組の場合、主筋やあばら筋が曲線になり、設置しにくくなります。ユニット鉄筋を使用するなどして、精度を正確に組んでください。

後貼り施工

  • 裏面が粘着テープとなっているので、深基礎や外張り断熱基礎、外構・リフォーム工事等にも対応する事ができます。
  • 2名 1.5~2時間でセッティング作業が完了できます。(外周延長35m)
  • 裏面の粘着テープは、せん断力が強く、幅広い温度範囲で優れた粘着性能があるものを使用しています。

特性評価

耐候性試験曝露試験(光源:キセノンランプ)

  • 貼り付け温度:23℃
  • 被着体:スタイロフォーム、モルタル (貴社支給品、テープ圧着済み)
  • 照射強度:180W/㎡
  • サイクル:60分中12分 水スプレー
  • 槽内温度:28℃設定
  • 温度:50℃(但し、水スプレー字は温度制御なし)
  • 曝露時間:1,000h(屋外曝露774日相当※1

※日本における紫外線領域300~400mm(水平面)での年間放射線露光量を306MJ/㎡とした場合

写真1 モルタル_耐候性試験1,000h 曝露後

特性評価結果

試験の結果、いずれの被着体におきましても耐候性試験曝露試験1,000hにてテープの浮き、剥がれの発生は確認されませんでした。

  • 貼り付け温度:23℃

表1 耐候性試験曝露試験結果

 耐候性試験
曝露時間
 屋外曝露
相当日数
 被写体  No.5486
1,000(h)   774(日)  スタイロフォーム  浮き、剥がれ等なし
 モルタル  浮き、剥がれ等なし

写真2 スタイロフォーム_耐候性試験1,000h 曝露後

施工の流れ(後貼り用 Fシート)


① 下地で凹凸がある箇所は平滑になるように補修します。

② 裏面の剥離紙を剥がしながら貼っていきます。

③ ヘラで空気やシワが入らないように施工します。

④ 最後にローラーを使い下地にしっかりと密着させます。

⑤ 完成

【Fシート後貼り施工動画】

1.下地施工
2.後貼Fシート貼り
3.仕上げ
4.タッチアップ
5.玄関部後貼り
6.完成
7.その他施工
8.外周断熱後貼りFシート