機種選定

    チルトローテータ 選定フロー

    選定フロー

    ■Xコントロールシステムは、共用配管付仕様(※1)の油圧ショベルへの取付けが可能です。

     チルトローテータ動作は回転、左右傾き、グリッパー開閉、アタッチメントカプラのロック/アンロック、エクストラ(下部取付の油圧作業ツール)の操作を専用ジョイスティックにて行います。

     Xコントロールシステムではすべての動作を同時に行う事が可能となり複雑な法面整形や造成、チルトローテータに接続するグラップルの様な作業ツールの操作に有効なシステムです。

     専用ジョイスティックは非防水の為、キャビン仕様車への取付となります。


    ※1:共用配管仕様・・・1系統2本の配管で油圧を往復させる回路で構成されるアタッチメント用 の油圧配管です

    チルトローテータ Xコントロールシステム

     

    ■4ホースシステムの取付は、5本配管付仕様(※2)の油圧ショベルへ取付けが可能です。

     チルトローテータの操作は、油圧ショベルのアタッチメント操作装置(※3)にて行います。

     操作は回転のみ単独となり、左右傾き、グリッパ開閉、アタッチメントカプラのロック/アンロック、エクストラ(下部取付の油圧作業ツール)の操作は切替式となり、回転+1動作が同時操作となり、ミニショベルでの作業、基礎掘削や宅地造成などの小規模工事に有効なシステムです。

     油圧ショベルの操作装置を利用する為、キャノピー仕様車での取付も可能となります。


    ※2:5本配管仕様・・・共用配管に回転用とドレンを追加した2系統5本のアタッチメント用配管となります

    ※3:アタッチメント操作装置は比例制御のスイッチをお勧をお勧め致します。フットペダルに比べ、指での微妙な操作が可能となり、チルトローテータの操作性が向上します

    チルトローテータ 4ホースシステム

     

    ダイレクトフィット(直付け)

    油圧ショベルのアーム先端へチルトローテータを直接取付ける方法です。

    シンプルな為アーム長を抑える事ができ、油圧ショベルの重量バランスに有利です。

    油圧配管はアタッチメント用配管のみで取付可能です。

    チルトローテータ ダイレクトフィット

    ※チルトローテータはアタッチメントカプラを標準装備しています

    ※作業ツールの取付アダプターの寸法は専用規格となります(シャフト径・シャフト間距離・アーム部幅)

     

    クイックカプラ+チルトローテータ

    油圧ショベルのアーム先端にクイックカプラを取付け、クイックカプラへチルトローテータを取付ける方法です。

    他のアタッチメントとチルトローテータを併用し頻繁にチルトローテータを着脱する場合に有効です。

    クイックカプラ チルトローテータ

    ※チルトローテータはアタッチメントカプラを標準装備しています

    ※クイックカプラへのアタッチメント取付はアダプタが専用規格にする必要があります(シャフト径・シャフト間距離・アーム部幅)

    ※アタッチメント油圧配管の他、クイックカプラ専用配管と、着脱用のスイッチが必要となります

     

    グリッパー機能(オプション)

    4本のツメ(※)にて安定して挟む事が可能です。

    ツメは完全に収納可能。バケット装着時でもグリッパーは使用可能です。

    ※X04~X07までは3本のツメ

    グリッパー機能 チルトローテータ

     

     

    型番説明

    直付け

    X04 → チルトローテータサイズ

    DF → 取付方法

    S40 → アタッチメントサイズ

    クイックカプラ

    X07 → チルトローテータサイズ

    QC → 取付方法

    S50 → 取付アダプタサイズ

    S50 → アタッチメントカプラサイズ