ベースと立ち上がり部が完全に一体化する為、コールド・ジョイントにならず、強度・止水・防蟻・外周基礎表面の美観に優れています。
ベース、立ち上がり部の施工が同時に行え工期短縮につながります。
組立手順
ここにご紹介した組み立て手順はあくまでも一例です。 組み立て手順、パーツの使用枚数など実際の施工状況に応じ、変更して使用することができます
1.
ベース部と土間部の砕石を転圧します
2.
3回以上転圧しレベル(±10程度)を出します。
3.
防湿シートを敷きます。
4.
外周基礎底面の高さを出すため、捨てコンクリートを打ちます。
5.
コテなどでならしレベルを出します。
6.
芯墨打ちます。→
7.段セパ組み付け例
または
16.中間セパ組み付け例
8.
段セパは釘で固定しておきます。
9.
外周の立ち上がり型枠をコーナー部から設置していきます。
10.
直線部のパネルを順次組み付けていきます。
11.
立ち上がり筋とスラブ筋をセットします。
12.
内周の立ち上がり型枠もコーナー部から設置していきます。
13.
直線部のパネルを段セパの上に順次組み付けていきます。
14.
段セパの爪をしっかり折り曲げます。
15.
段セパにセットされた外パネルと内パネル。→20-1.へ
17.
立ち上がり筋とスラブ筋をセットします。
18.
ベタ中間セパの爪をしっかり折り曲げます。
19.
外周内側型枠部にはシングル鉄筋ベースを入れます。
20-1.
土間の立ち上がり配筋に合わせ「土間セパスペーサー」を設置していきます。
20-2.
(コーナー部・455㎜以内)(直線部1000㎜以内)
22.
外周型枠、土間セパレーターの組み付け完了です。
23.
コンクリート打設は外周ベース部、間仕切り基礎ベース部より2回に分けておこないます。立ち上がり部打設後、最後に土間部を打ちます。
24.
次に立ち上がり部を打設します。
25.
土間部はならしておきます。
26.
脱枠はコーナーパネルから始めます。
27.
直線部のパネルを順次外していきます。脱枠には脱枠棒が便利。
28.
外したパネルはケレンをし、次回のためにNSPメタルフォーム油を塗っておきます。
29.
脱枠し埋戻しをおこなえばベタ基礎の完成です。
【ベタ基礎一体打ち施工動画】
クリックすると、動画ファイル(avi形式)がダウンロードされます。
- 地縄・遣方
- 根伐り
- 地業・転圧
- 基礎底面の高さ出し(捨てコン打設)
- ハーフ巾止・段セパの位置
- 外周部型枠組み付け(バタ中間セパの設置)
- 防湿シート
- 鉄筋組み立て(配筋・サイコロ・土間セパプレート設置)
- 内周部型枠組み付け
- 生コン打設
- 脱枠