A1 心配ありません。

先張りFシートの場合:コンクリートがシートに含侵し、そのまま固まるため、基礎のシートが コンクリートと一体化し、強固な付着になります。コンクリート表面がシートで覆われて空気に触れることがないため、鉄筋の腐食を減らし、コンクリートの中性化を抑制してヘアークラックが減少し、白華現象や吸い上げ水シミが目立ちにくいため、基礎コンクリート表面の美観を長期間保つことができます。

後貼りFシートの場合:自動車内装に使用されている産業用の粘着テープを使用しており、温度変化による環境変化に対応した付着強度を保ちます。屋外の環境変化にも適しており、一度付着貼り付けたら、水に浸かっても剥離しません。また、コンクリート表面がシートで覆われて空気に触れることがないため、鉄筋の腐食を減らし、コンクリートの中性化を抑制してヘアークラックが減少し、白華現象や吸い上げ水シミが目立ちにくいため、基礎コンクリート表面の美観を長期間保つことができます。

A2 m単位で対応できます。 但し、後貼シートの基本長さは10m/枚と3m/3枚・12枚・16枚セットになります。 プラス端数分のみ数mになります。  基礎コンクリートの周囲を測定して、必要な長さを測ってご利用になる分をお求めください。
 
A3 後貼りFシートなら、可能です。

後貼りFシートは裏面が粘着テープになっているので、DIYにも対応しています。2名での作業を推奨します。素人でも貼付けに失敗することはありませんが、土面の立ち上がり部や端面の処理などには多少のコツが必要です。施工方法をご覧になっていただくことを推奨いたします。
後貼りFシートの施工方法については、個別記事で解説しているので、こちらをご覧ください。

A4 先張シートは雨天の施工でも問題ありません。 後貼シートは、貼付け面が濡れていると付着不良になる恐れがある為、雨天の場合は施工しないでください。また気温5℃以下になると粘着層が固くなり、付着が悪くなるため、温めながら施工してください。
施工後は、屋外の環境変化にも適しており、一度付着貼り付けたら、水に浸かっても剥離しません。また、コンクリート表面がシートで覆われて空気に触れることがないため、鉄筋の腐食を減らし、コンクリートの中性化を抑制してヘアークラックが減少し、白華現象や吸い上げ水シミが目立ちにくいため、基礎コンクリート表面の美観を長期間保つことができます。
 
A5 基礎の巾木仕上げの種類は、モルタル刷毛引き仕上げ、モルタル金ゴテ仕上げ、モルタル櫛引き仕上げ、弾性塗料、打ちっぱなしなどがあります。Fシートは、モルタル仕上げや打ちっぱなしより基礎表面の経年劣化が少ないといえます。

Fシート表面の耐候性試験は、太陽光の約3倍の紫外線を照射し続ける試験でも外観に影響はありません。
(スーパーキセノンウェザーで約6000時間照射し、大きな変化無し 色差(⊿E)1以下。)
また、モルタル、スタイロフォーム、カネライトフォームに対して、屋外に774日相当の紫外線の照射試験を実施し、テープの浮き剥がれは発生しません。

Fシートを施工すれば、長期に渡って基礎の美観を維持することが可能です。
 
耐候性試験(スーパーキセノンウェザーメーター)
 
 
太陽光の約3倍の紫外線を照射し続ける試験でも外観に影響はありませんでした。
 
耐候性試験(モルタル)
耐候性試験(スタイロフォーム)
耐候性試験(カネライトフォーム)
 
 
A6 Fシートは、メンテナンスがほとんど必要ありません。
汚れ落としも高圧洗浄でき、中性洗剤で拭き取れば落ちます。 キズやこすれは、タッチアップ塗料を重ね塗りすればOKです。
 
一般的にモルタル仕上げは5年から10年でヘアークラックなどが露見し、メンテナンスが必要になります。
基礎の寿命は内部鉄筋の腐食による劣化が多く、これを抑制させることが重要です。劣化を抑制する条件は、①空洞の少ない緻密なコンクリートの形成、②外部から水や二酸化炭素をクラックや打ち継ぎからコンクリート内部に浸入させない、③シート養生によるコンクリート中性化の抑止などがあげられます。Fシートはこれら①②③を満足することができます。

新築で劣化しない長寿命な基礎をめざすにはFシートをご利用ください。
 
 
 

先張り・後貼り
どちらでもOK
 
Fシートは現場の条件に合わせて先張り・後貼りの2種類から選べます
 


先張り
雨天でも作業できる施工性の高さが特徴です



後貼り
粘着テープによる簡単な施工で、リフォーム工事やDIYまで対応できます。下地調整さえ完了していたら、短時間で施工が完了します。